強風 (暴風)で吹き飛ぶもの【風速別まとめ】

強風 の日に飛ぶものを、風速別にご紹介!

強風 (暴風)の手にかかれば、こんなものまでぶっ飛んじゃう!

台風の影響などでで、日本各地で「 強風 」が吹き荒れることがしばしばあります。

関西国際空港では観測史上最大の瞬間風速58.1mを記録するなど、関西を中心に風がどえらいことになったこともありました。

テレビの中継なんかを見ていると、あちこちに様々なものが飛んでいく光景を何度も繰り返し放送していたのですが、ここで思いました。

人が飛んだニュースはないなぁ…

って。

今回の最大瞬間風速は58m、それでも人は飛ばないのか。

風になりたい

と唄う人たちはどれくらいの規模で風になれるのか。

風速別の飛ぶものを今回はまとめたので、ぜひ参考にしてください。

 

今回は「最大風速」について考えますが、似たような言い回しとして「最大瞬間風速」があります。この違いは「最大風速」が10分間の平均風速の最大値であるのに対し、「最大瞬間風速」は瞬間風速の最大値であるというところにあります。

天気予報や気象情報などで「風速○メートル」という場合は10分間の平均風速を指すため、以下の風速についても「最大風速」を指すこととします。

 

 

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疾風のごとし? たいしたことねーじゃん

強風で飛ぶもののすごさを実感してもらうために、どうしても知っておいてもらわなければならないものがあります。

そうです、ネーミングです。

ドラクエをやってたら「しっぷうづき(疾風突き)」という技をキラーパンサーが使うし、ポケモンではピジョットが「ぼうふう(暴風)」を使う。幽遊白書では乱童が「ざんくうれっぷうじん(斬空烈風陣)」という技を使っていました。

結局どれが強いねん。そして乱童って誰やねん

とお思いの方が多いと思います。乱童を知らない方は冨樫先生へのリスペクトが足りません。単行本の4巻あたりを穴が開くくらい読んでください。

 

それぞれの風の呼び方は、風速によって変わります。

ということでまずは、「ビューフォート風力階級表」をもとに風速別のネーミングを確認しましょう。


<レベル0:静穏>

風速毎秒0.2メートル以下。煙突の煙はまっすぐに昇っていく。海面は鏡のように滑らか。

「鏡のように」というたとえから、風がないことに対する余裕を感じます。


<レベル1:至軽風>

風速毎秒0.3~1.5メートル。煙がなびくから風の向きが判るものの、風を測る風見が動くほどではない。海上は鱗のようなさざ波が立ち始める。

まだまだ余裕。


<レベル2:軽風>

風速毎秒1.6~3.3メートル。顔に風を感じるようになり、木の葉がそよぐ。風見も動き始め、海上は一面にさざ波が現われる。

僕たちが普段感じているのは、軽風ですね。


<レベル3:軟風>

風速毎秒3.4~5.4メートル。木の葉や細い小枝が絶えず動く。海上は波頭が砕け始め、泡はガラスのように見える。白波が現われる。

詩的な表現をしないと魂でもとられるんですかね?こだわりを感じます。


<レベル4:和風>

風速毎秒5.5~7.9メートル。小枝が動く。道路からは砂塵が立ち、紙片が舞い、海上には白波がかなり多く見える。

紙ふぶきって感じは、確かに「和風」。


<レベル5:疾風>

風速毎秒8.0~10.7メートル。葉の茂った樹木が揺れ動き、池や沼の水面にも波頭が立つ。海上は白波がたくさん現われ、しぶきが立ち始める。

……え、疾風って全然速くなくない?


<レベル6:雄風>

風速毎秒10.8~13.8メートル。大枝が動き電線が唸り始める。雨が降っていても、傘をさすのは困雑。海上は波の大きいものが出来始め、波頭は砕けて白く泡立つ。

名前格好いいのに、技名とかでは聞いたことがないなぁ……。


<レベル7:強風>

風速毎秒13.9~17.1メートル。樹木全体が揺れ、風に向かって歩きにくくなる。海上は大波が立ち、波頭は砕けて海面は白い泡に覆われる。

このへんくらいから注意報。たいてい波浪注意報と一緒に出される。英国人の挨拶じゃないよ。


<レベル8:疾強風>

風速毎秒17.2~20.7メートル。小枝が折れ、風に向かって歩くことが困難。海上は波頭がそびえ立ち、しぶきは渦巻きとなって波頭から吹きちぎれる。

ネーミングにいき詰まった感がすごい。


<レベル9:大強風>

風速毎秒20.8~24.4メートル。瓦が飛ぶなどの被害が出る場合がある。海上は波頭がのめり、唸り声を上げ、水煙が立つ。波の高さは7~10メートルになる。

海の上の言い回しが趣深すぎて、素人には違いが判りません……。


<レベル10:暴風>

風速毎秒24.5~28.4メートル。人家に大きな損害が起き、樹木は根こそぎになるが、陸地の内部では滅多に吹かない。海上は波頭が逆巻き、見通しが損われる。

暴風強くない?そりゃ直撃したらポケモンも混乱するわ。


<レベル11:烈風>

風速毎秒28.5~32.6メートル。広い範囲に大きな損害が出るが、滅多に吹く風ではない。海上は山のような大波が立ち、小さな船は波の影に隠されてしまう。

烈風強すぎない? 乱童が出した烈風には、幽助は飛び込んで行って数か所にかまいたちによる切り傷を負っただけで済んでたのに…。

だから乱童覚えてない人は、戸愚呂戸愚呂言ってないで暗黒武術会編より前も読みなさいって。


<レベル12:颶風>

風速毎秒32.7メートル以上。これより上の階級はない。被害は甚大で、記録的なものとなる。海上は波が15メートルにも達し、泡と水煙りの為に海と空の境も判らないだろうと考えられている。

「ぐふう」と呼びます。知らなくても、僕たちが生きていくうえでこの言葉と出会う機会はないですきっと。


 

というように、風にもいろいろな名前があるってことがわかります。

何が怖いって、この「颶風(ぐふう)」、沖縄県とかだと普通に出ます。

気象庁のHPに歴代の最大風速ランキングが掲載されているのですが、2015年9月28日に沖縄県の与那国島で54.6m/sをたたき出しています。

…誰だよさっき「出会う機会がない」とか言ってたやつは。もう会えたよ。

ちなみに上記の関空の風速58m/sという例は「最大瞬間風速」なので、こちらの記録には当てはまりません。歴代の最高瞬間風速は1966年の静岡県で毎秒91mらしいです…。

なんそれ?

 

ということで、ここからはいよいよ「どのくらいの風で何が飛ぶか」についてまとめていきます。

 

見ているうちに麻痺してくる? 強い風で飛ぶもの一覧

ここからは、身の回りのものが倒れるor飛ぶ風速について記載していきます。風が吹き荒れる日には風速に関する情報を集めつつ、身の回りの安全に注意してください。

意外とありえる風速でいろいろ倒れますから…。

※目安については気象庁のこちらのページウェザーニュースこちらのサイトなどを参考にしております。


傘が飛ぶ風速…毎秒10m

まぁまぁ、このへんはよくあることです。僕は傘をさすたび、「日本で一番傘が壊れてるんじゃないだろうか」って思うくらいよく反対方向にひん曲がります。多分、日本一を自称する人は各市町村ごとに数十人くらいはいると思うので、いつかみんなでトーナメントしましょう。


看板が飛ぶ風速…毎秒15m

「意外ともろくない?」が調べてみて思った正直な感想です。ぶつかったら本当に危ないのに、立てつけが傘より少し頑丈くらい…取り付け方でもう少し何とかならないですかね?


人が立っていられない風速…毎秒25m

屋外での行動が危険とされる域です。本当に子どもが飛ばされてしまう恐れがあるので、洒落にならないレベルです。他にも、「樹木が折れる」「煙突が倒れる」のがこの風速です。


屋根瓦が飛ぶ風速…毎秒30m

ニュースなどでよく見る突風の光景は、たいていこの屋根瓦が飛ぶシーンです。瓦が飛んでくるって、怖すぎません? もはや瓦など、最初から無くした方がいいんじゃないかとさえ思えます……。


落ちている小石が飛ぶ風速…毎秒40m

ここにきて地味じゃない?

と思った人はとんでもない! 地面に落ちている石が無数に飛んでくるなんて危険極まりないです。ガラスはバキバキに割れるし、避けようがありません。


屋根が飛ぶ風速…毎秒50m

「シャボン玉飛んだ、屋根まで飛んだ」なんて呑気に歌っている場合ではなくなります。屋根が飛んだらどう対処すればいいんでしょうね…一戸建ての永遠の悩みです。僕はアパート住まいですが。


人間が飛ばされる風速…毎秒60m

体重にもよりますが、人は地面に足をつけていられなくなるそうです。車の中にいても車が倒れる可能性があるし、八方ふさがりです。

「屋根が飛んだらふさがってはいないよ」なんて冗談を言っている場合でもなくなりまして、木造住宅だったら壁も吹き飛ぶ恐れがあります。三匹の子豚。


自動車が飛ばされる風速…毎秒70m
列車が飛ばされる風速…毎秒90m

これを見た後で僕たちはまだ生き残っているのでしょうか…? 気象庁想定だと毎秒117~142mまで書かれていましたが、そんなことがあったらたいていのものが消し飛ぶでしょうから、測定する方法も人も存在しない気がするのです。

 

もし本当に風で消し飛んだら!? 対策まとめ

最後に、強風被害にあった場合の最善対策もまとめておきます。

1:とりあえず保険がおりる

風の強さで車のパーツが飛んで壊れた!

などの被害があった場合、直接の強風被害になるため一般的に加入している火災保険の風災補償や自動車保険の車両保険で修理することができます。

厳密には何が直接原因で被害を受けたのかが不明であったとしても、強風後に被害に気付いた場合は保険で修理することができると思いますので、詳しくは加入している保険会社に問い合わせてみてください。

 

2:多少空気を読む

自分のものが風で飛んで行って、他人の物を壊してしまった…

なんていう場合、法的には他人に対して修理費用を弁償する義務はありませんが、なんとなく気まずい感じがします…。自分の保険は使えず、相手の保険を使えば解決するのですがそれもなかなか頼みづらいので、風が読めない日は物の整理整頓をしたり人付き合いを円滑にしたりして、せめて空気だけは読んでおきましょう

 

強風に関するニュースは毎年耳にします。おそらく来年も同じ時期に、今年と同じくあたふたすることでしょう。

今のうちから知識として持っておいて、来年の夏はどっしりと構えておけるようにするとよいですね。

異世界転生や過去なんかよりも、その危険はいつでも僕らのそばに……



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