皮 (果物・野菜)まで「 食べる 」すゝめ

皮 を 食べる ことにはこんなメリットが!

皮 まで 食べる のだ、現代日本人!

「 皮 」は好きですか? 「 食べる 」ほど好きですか?

皮が好きにも関わらず皮を食べていないという人がいたら、時代に乗り遅れていますよ!

皮まで食べられるバナナが話題だというニュースを見ました。バナナは皮をむき、中身を食べる果物であるというのが一般的な認識だと思いますが、中には特殊農法で栽培された鹿児島県の「ともいきバナナ」や、岡山県の「もんげーバナナ」など、皮ごと食べられるものもあるようです。

「皮ごと食べられるブドウ」なんかも同じですね。

バナナの皮は食べないもの/ブドウの皮は剥くか吐き出すもの

という固定観念が僕らにあるから、わざわざ「皮まで食べられる」という言い方をしているんですね。

 

一方で、普段から僕らが皮までムシャムシャ食べる果物や野菜も存在します。リンゴを食べるときは皮を残し、「ウサギ」などという爆笑必死の模し方をして食べるでしょう。また、トマトを生で食べる際に皮をむいて半透明の液でビシャビシャになるという狂気の沙汰を行うサラリーマンを見たら、

かわいそうに、疲れてるのね…

と、そっと栄養ドリンクを差し出したくなるでしょう。

 

このように僕らは知らず知らずのうちに、

「皮」が食べられる果物(野菜)と食べられない果物(野菜)

を分けて考えていることがわかります。

 

ところが、その考えは必ずしも得策というわけではありません。

今回は、

野菜や果物は、全部皮まで食べよう!

という、「料理が得意!」と主張する割にサラダチキンをレタスにまぶしたやつを料理にカウントする、基準ガバガバ肉じゃが盲信系女子大歓喜の内容となっています!

 

 

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それを すてるなんて とんでもない!

えー、皮まで食べるのー? ウケるー、無理無理ー。

なんて言う人がもしいたら、その人は偏見まみれです。手あかと偏見にまみれています。

僕達が思うたいていの「食べられない皮」というものは、実際のところは食べられないわけではありません。筍の皮など硬すぎてどうしようもない一部の皮を除き、「食べられない皮」というよりは「食べない方が良いと判断している皮」だというのが現実です。

その理由として挙げられるのは、食の安全と味でしょう。

輸入野菜や果物などに使用されている農薬やワックスなどが問題になったり、皮がついたままだと食感や見た目が悪くなるといった理由から、いつの間にか「野菜の皮は剥いて食べるもの」というのが常識になってしまいました。

ところが昔の日本ではむしろほとんどの野菜は皮つきで食べるのが常識でした。また輸入青果についても、たとえば日本で流通しているバナナはほぼ100%輸入されているものの、厚生労働省が定める『公定法』と呼ばれる試験法でバナナの残留農薬検査が行われて基準をクリアしたものしか市場に流通しないため、皮を食べても問題ないそうです。事実、「バナナスムージー」などの加工品にはバナナの皮が使われていることも多いです。

上記国内産の「皮まで食べられるバナナ」は無農薬栽培を売りにしています。市販のバナナでも皮まで食べられるとはいえ、無農薬に越したことはないですからね。

 

さらに大切なこととして、

多くの野菜の皮には、中身の部分よりも多く栄養素が含まれています。

無慈悲にも野菜の皮をゴリゴリ厚めに剝くのはせっかくの栄養素を取り除くという愚策をとることに等しく、栄養の少ない中心部分だけを食べることになってしまいます。もったいない。

じゃあ具体的にどんな野菜や果物の皮を食べた方がよいのか、ここからは

普段皮を食べてもらえない、哀しき野菜や果物たち

を紹介します。

 

ガンガンくおうぜ! いろいろくおうぜ! かわをだいじに

ぷるぷる、僕は悪い皮じゃないよ

と訴えてくるような、実はとっても良い皮はたくさんあります。

含まれる栄養素とともに見ていきましょう。

~野菜~


<ごぼう>

泥が不潔だからなのか「とても食べ物とは思えない乱雑な洗い方をされる」でおなじみのごぼうですが、その皮には「サボニン」と呼ばれる成分が多く含まれています。サボニンは血中の悪玉コレステロールを分解するため、若返りとダイエットに大きな効果をもたらすそうです。

皮を食べるだけでダイエット! これには女子もニッコリ。

「皮付きごぼう茶」なるものもあるらしいです。ただのごぼう茶ではない、わかってる!


<たまねぎ>

「むいてもむいても中身がない なんだろうね?」でおなじみの玉ねぎ。皮は茶色い部分です。リンゴやマンゴーと同じく、玉ねぎの皮には大量のケルセチンが含まれています。糖尿病や心臓病を防ぐ化合物です。

生で食べるのは食いしん坊のお化けの子くらいでしょうが、乾燥させてお茶として飲むなどすれば皮まで有効活用できます。

これには調理中に涙を流していた女子もニッコリ。

玉ねぎ皮の粉末まで売られています。栄養たっぷり! やったぜ!


<にんじん>

「皮だと思っているものは実は皮ではない」でおなじみのにんじん。にんじんは他の野菜と比べて泥を落としても保存期間が大きく変わることがないため、出荷されるときにしっかりと洗浄されます。このときに皮にあたる膜が取れてしまうので、店に並んでいるにんじんはすでに皮が剥かれている状態になります。

にんじんの栄養素がもっとも高濃度で含まれているのは、皮のすぐ下の部分です。皮も中身も色が変わらないんだから、剥く必要なんてないですよね? わざわざ市販のにんじんにピーラーを用いるべきではないのです。

これにはにんじん嫌いの子どももニッコリ。

皮付きのにんじんを探してみたら、自分で育てて皮まで食べられるにんじんの種子を見つけました。これで皮まで食べられる!


 

~果物~


<キウイ>

「果物の女王といえばキウイ、歌舞伎町の女王と言えばリンゴ」でお馴染みのキウイ。半分に割ってスプーンですくうという意識の高い食べ方がナチュラルになされるキウイですが、産地であるニュージーランドでは皮つきのまま食べるのが一般的だそうです。

栄養はビタミンC、E、ポリフェノール、食物繊維、クエン酸、カリウム、カルシウム、葉酸などが含まれています。実は皮には果肉の3倍ものポリフェノールが含まれています。

これには先住民、マオリもニッコリ。


<スイカ>

「日本一早食いが汚ねぇ果物」でなじみのスイカ。日頃食べようとすらしていないかもしれませんが、皮の白い部分には果肉の2倍もの量のシトルリンが含まれています。血管を若返らせ、血流を改善する効果があり、コレステロールを減少させる効果もあるそうです。

この皮の白い部分は、塩もみ、ぬか漬け、ピクルス、炒めもの、かき揚げ、スープ、サラダといった利用法もたくさんあります。

これにはシムケンもニッコリ。


<マンゴー>

「台湾かき氷で、店員に注文を催促されたときによくわからないままとりあえず選ぶ味」でおなじみのマンゴー。皮には多くのカロテノイド、ポリフェノール、オメガ3、オメガ6、および高値不飽和脂肪酸が含まれており、また別の研究では糖尿病や心臓病を防ぐ化合物であるケルセチンがマンゴーの皮に多く含まれていることが明らかとなったそうです。

これにはキウイもパパイヤもニッコリ。

マンゴーって、鬼高いんだな……。これを平然と買ってジュースにできる大人になりたい。


<モモ>

おしり(=けつ・尻)」でおなじみの桃。産毛が気になるところではありますが、桃の産地では洗って皮ごと食べる人が多いそうです。桃の皮には、老化防止や、がん予防に効果的なカテキン類が含まれているとも言われます。桃の一番甘味が高いところは、実は皮に面した実の部分なんです。

これにはモモ姫のそっくりさん、デイジーもニッコリ。


~その他~

<ピーナッツ>

のび太が目で噛むことを約束した」でお馴染みのピーナッツ。落花生の表面についている茶色い薄皮には、ポリフェノールの一種「レスベラトロール」が含まれており、抗酸化作用があると言われます。

これにはギニア湾沿岸の住民もニッコリ。ギニア湾といえば、主食は落花生。高校受験の地理が役に立つ記事になりました。

 

皮を食べてこれからの冒険を乗り切れ!

僕らはこれからおとなになっていくにつれ、

最近太りやすくなったな…/どうも疲れやすい/昔と食べたいものが変わっちまった

などの新たな悩みに直面していくらしいです。

これは、「カロリーは充分に摂取しているにも関わらず、たんぱく質・ビタミン・ミネラルが不足している状態」になることで引き起こるらしく、このことを

隠れ栄養失調

と呼ぶそうです。

これを改善するためには、食事の栄養バランスの見直しが必要です。そのためには「皮」まで食べてしっかり栄養を補給しないといけないのです。

まずは意識的に皮を食べて、1ランク上の若者を目指しましょう!

 

…前回の記事をかいているときに、

あ、僕コンビニごはんばっかり食べてていつか身体ぶっ壊すな…

と感じたので、今回はこのような栄養の話にしたのでした。



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