フリマ (フリーマーケット)アプリに「 出品 」する人はここに注意!

フリマ アプリを利用する際、あなたが出品者として気をつけておくべきことをまとめました。

フリマ アプリは、購入者だけでなく「 出品 」した人にもトラブルがつきもの!

フリマ (フリーマーケット)アプリについて、今回は 出品 者に関する話をします。

前回の記事では、代表的なフリマアプリ「メルカリ」に関して、ニュースにもなったトラブルの事例についてまとめました。まずはそちらをお読みいただけるとよりわかりやすいと思います。

 

前回は主に購入者側の目線でのトラブルをお届けしましたが、今回は逆に

出品者目線でのトラブル事例

について解説していこうかと思います。

もしも家の中に持て余している物や誰かに売りたい物がある方は、これを読んだうえで出品に挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

 

スポンサードサーチ

そもそもそれ、出品できるの?

売れるものならどんなものでも売れるのがメルカリをはじめとするフリマアプリの良いところではあるのですが、もちろん取り扱えるものには限度があります

たとえば盗品や18禁・アダルト・児童ポルノ関連品、犯罪に使われるもの、危険物などは出品できません。当然ではありますが……。

盗品の販売については、高校野球部からボールが盗まれてメルカリなどで販売されていたという事件もありました。

ニュースそのものよりも、ボールとバットの並べ方のこだわりが話題になっていた気もしますが…。

 

もちろん、禁止されているのはそれだけではありません。メルカリには規約で出品が禁止されているものがありまして、間違って出品してしまうと出品停止や利用停止処分になる可能性があります。

悪質と判断された場合は、無期限利用停止処分となることも……。

メルカリでの出品禁止物は公式HPにまとめられてあり、たいていは「常識の範囲」で考えたり、前回の記事で扱ったこれまでの事例を読めば違反することはないと思うのですが、一応私なりにもいくつかピックアップしておきます。


<許認可のない化粧品類や化粧品の小分け>

化粧品を製造・販売するためには、「化粧品製造販売業許可」が必要となることが定められています。そのため、許認可を持たない一般人は手づくりや小分けした化粧品を販売することはできません。

よく個人の美容ブログなどで

オリジナルの美容法を教えます!

という情報発信をされている方がいますが、そういう方が自分で作った化粧品を販売していないのも同じ理由です。


<チケット類>

チケット転売仲介サイト「チケットキャンプ」が警察の強制捜査を受けた末に閉鎖されました。

いわゆる高値での転売ビジネスは社会問題となっているため、メルカリでも、転売目的と見なされるチケットの出品は禁止されています。


<ゲームアカウントやゲーム内通貨、アイテムなどの電子データ>

物品が存在しないということも理由のひとつに挙げられるかと思いますが、一番の大きな理由が「日本のほとんどのオンラインゲームでは、アカウントの売買、譲渡、RMT(=リアルマネートレーディング)を禁止している」ということが大きいです。


<物品ではないもの(サービスや情報の提供など)>

「占いをします」「相談に乗ります」などのサービスや、いわゆる「代行ビジネス」などの行為はフリマアプリでは販売できません。

その代わり、逆にこのようなサービスを取り扱う場所は別に存在します。

クラウドソーシング「ランサーズ」

ココナラ-みんなの得意を売り買い スキルのフリーマーケット

などが挙げられます。

このあたりについては、以前の関連記事もあわせてご確認ください。

 


<所有者の変更登録が直ちにできないまたはそのおそれのある自動車やオートバイ>

民法上では普通自動車は土地や建物などと同じく「不動産」扱いとなり、抵当権の設定が可能となっていますため、後々のトラブルを避けるための方策です。

こちらも、自動車の個人間売買を専門にとりあつかう業者がいますので、そちらを使ってください。


<象牙および希少野生動植物種の個体などのうち、種の保存法により必要とされている登録がないもの>

インターネットを介した個人間商取引市場において、象牙を扱った取引については世界的に問題となっていました。

お土産品であっても、海外からの持ち込みは違法であり、その上万が一国内に象牙製品が入り込んでしまうと、その後は自由に販売できてしまうという規制の抜け穴も存在しています。

eコマース企業全般が自主的な取引停止を強く望まれていましたため、国際的な潮流に応えた形となります。

 

また、2017年12月には、ワシントン条約で絶滅危惧種に指定されている哺乳類「センザンコウ」の剥製をメルカリに出品した2人が書類送検される事件も起きました。

これらに共通して言えることは、

規制されてことを知らなかった

となってしまいかねないところにあります。

知らなかったではすまされません。専門知識のない人が、販売禁止物を知らずに出品するということはもとより、購入する側としても知識が求められるため、みなさまもくれぐれもご注意ください。

 


さて、これらの規制を確認したうえで、あなたがいざ出品をしたとしましょう。

ところが、個人間でのやりとりなのですから、当然そこでは終わりません。

むしろここからが、フリマアプリ最大のトラブルの種

購入希望者とのやりとり

があなたを待っています。

 

購入者は神様? 信じられないトラブルも平気で起こる

フリマアプリは(特にメルカリは)、他のオークションサイト(ヤフオクなど)と比較してもトラブルが多いことで有名です。

あなたが出品する場合、どれほど頑張っても一定数の困った購入希望者がやってきます。

困った出品者がいなくならないのと同じで、おそらくこういう人たちもいなくならないでしょう。

 

ここでも特にメルカリに絞って、システムを悪用する困ったユーザーはどのような人たちなのかご紹介していきます。

 

①「異次元の」値引き交渉希望者

「値引き交渉」は、メルカリの独自文化とも言えるかもしれません。

本来は個人間の取引なので、応じるも応じないも出品者が決めたうえで、絶対値下げしたくない場合は拒否すればそれで済む話です。

ですが、基本的にはやりとりをしていく中で

少しくらいなら値引いてもいいか……

とか考えていってしまうのも、やはり人情というものでしょう。

 

問題なのは、「値引き交渉前提で話を(一方的に)進めてくる購入希望者」が中には存在するということです。

 

本来「交渉」とは、双方が話し合っていく中で折り合いのついたところで成立するもので、コミュニケーションを取りながら着地点を探っていくものです。

ですが、メルカリでは基本、そのような交渉はすっ飛ばされます。

たとえばあなたが1万円で商品を出品した際、最初に来る購入希望者からのコメントがいきなり、

1000円にしてくれませんか?

とかの場合もありえます。

初手90%オフです。圧巻です。

アメ横のエンドレス閉店セールをしている店でも、そこまでの値引きはしていません。

 

こういう、「とにかく言ったもん勝ち!」的なスタンスでコメントして来る人は一定数いるため、あまり考えすぎたり気にしすぎたりしない方が良いと思います。

お金がないんですけど、どうしても欲しいんです……。大事にするので8000円になりませんか?

とか、最初目にする際には値下げしない自分に謎の罪悪感を覚えてしまうと思いますが、よく考えてみてください。

・適正価格で売っていれば、別の機会でも必ず売れます。
・わざわざ言わないだけで、たいていの人は大事にします。
・その人はおそらく、他でも似たようなことを言ってます。

よって、その人だけを特別視する必要はありません。

それでも売りたい場合は、それは出品者の意志なのでひとつの考え方だと思いますが……。

 

②個人なのに「同調圧力」

出品する際はもちろん、適正価格で行っているとは思うのですが、たまに善意なのかなんなのか……こんなコメントが来ます。

他の人は同じ商品をもっと安い値段で出品されてますよ

というものです。

おそらくこの購入希望者の言い分としては、

みんな安いのだからあなたも安くするべき! 安くして売ってください

ということなのでしょうが、これもあまり相手にする必要はありません。

 

みんなそうなのだから、あなたもそうしなさい

この言い分から判断するに、相手はあなたに同調圧力をかけてきていると予想されます。

同調圧力とは、ある特定のグループ内において、少数意見を持つ人に対して多数意見に合わせることを強制することを指します。

圧をかけている購入希望者からしたら、他に合わせるのは当然と考えていてもしかしたら悪気は全くないかもしれないのが厄介な所です。

ですがもちろん、他の意見がどうあれあなたはあなたの思う価格で販売すべきです。

 

こちらも最初目にした際には、値下げしなければいけないかもという義務感を覚えてしまうかもしれませんが、よく考えてみてください。

・本当に別のところで安いなら、その人は他から買います。
・安く売っている人が、多数派とは限りません。
・その人はおそらく、ごね得を狙っているだけです。

よって、その人の意見を鵜呑みにする必要はありません。

まぁこちらも最終的には出品者の意志なのですが…。

 

③重箱の隅をつつく難癖

インターネットを介した売買である以上、現物を見ていないため購入希望者が慎重になるというのは当然です。

後に不備が見つかった際は、基本的にキャンセル可能となり購入者を守るような制度が出来ているのですが、一方で、これを利用して、売買契約成立後になんらかの対応を迫ってくるという人も少なからずいます。

 

たとえば商品の状態確認についてです。

おそらく完全な新品未開封をメルカリで出品するというのはめったにないでしょうから、使用していた際に傷や汚れがやむをえずついてしまうということは十分あり得ます。

後のトラブルを避けるために、必ず商品説明欄に状態を記入しておくべきです。ですがそれでも、

傷って具体的にどの程度のものですか?/写真を撮って見せてくれませんか?

などの質問はよくきます。

これらのような、数度のやりとりだけで済む場合はまだマシです(手間はかかりますが……。)。

中には、

商品を受け取った後で、商品情報に書かれていない粗探しをした上で対応を迫ってくる

という、悪意寄りの方も結構います。

 

このような方々の真意を判断するのは非常に難しいのですが、契約成立後のトラブルをなるべく避けるため、

「返金・返品・キャンセル不可。」
「傷・汚れがありますので、ご理解いただけた方のみご検討ください」

など但し書きをしておくべきかと思います。

 

④救いようのない「ウソツキ」

購入者側が働く、詐欺行為です。

たとえば考えられる事例として、出品者がきちんと商品を発送したにも関わらず、「商品が届かない」と言ってくる場合です。

フリマアプリ の中には、商品を発送してしまえば配達業者と購入者間のやりとりに任せられるものもあるのですが、メルカリに限って言うと、そういうわけにはいきません…。

受け取り評価をもらってから入金という流れになるメルカリの場合、そもそも「受け取っていない」といわれてしまうと、

・受取評価がもらえないことで入金されない
・商品が手元から無くなる
・送料が取られる

といった風に、損害だらけとなってしまいます。

このような「受け取っていない詐欺」等のトラブルが日常茶飯事であるため、危険を回避するためにも出品者は、送った商品の追跡が可能な発送方法を選ぶなど対策を行うことが必要です。追跡可能にしておけば、受け取ったかの確認が出来ますからね。

 

また、家電などの商品については、出品物と壊れた別のものを入れ替えて返品対応を迫ってくるというケースが考えられます。

詳しく書きますと、たとえばDVDを出品して購入された場合、

出品者→DVD(傷なし)を購入者に売却
購入者→実は、同じDVD(傷だらけ)をすでに持っている

購入者
傷だらけだったので、返品対応してもらってもよいですか?
出品者
え? そんなはずは……
相手
じゃあこれ見てくださいよ→DVD(傷だらけ)の写真を見せる

こうして購入してすぐ返品対応を迫ることで、

出品者のDVD(傷なし)と購入者のDVD(傷だらけ)を取り換えることが出来てしまうのです。

 

こういうトラブルは確たる証拠がないと、運営側から出品者に返金対応するよう通達が来るため、泣き寝入りするしかないことが多いです。

商品についている製造番号なども写真にとって控えておく方が無難かもしれません。

 

 

このようなトラブルはもちろん考えられますが、すべての方がそういう訳ではありません。

ネガティブなことを並べてしまいましたが、まずは一度気楽にフリマアプリでの出品に臨んでみるべきだと思います。

そもそもフリマアプリの利用自体が初めてだという方は、まずは出品者になる前に「購入者」側の立場から使用してみた方が雰囲気がわかって良いです。

 

その他メルカリには、「取り置き」「専用ページ」「プロフ必読」などの独自ルールが多く存在します。

フリマアプリは人と人との直接のやり取り。個別対応となる以上は、トラブルになることはもちろんあります。

自分でも知識を身に付けておいた上で、本当に困ったら、運営会社に問い合わせをするのが一番良いでしょう。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です