メルカリ (フリマアプリ)で起こった「 問題 」まとめ

メルカリ 利用者の間でこれまでに起こった 問題 について、事例をまとめました。

メルカリ 利用者が起こした「 問題 」、あなたはいくつ覚えてる?

いわゆる「フリマアプリ」と呼ばれる、公園や広場などで開かれているフリーマーケットをweb上で行えるサービスが流行し始めてはや数年。フリマアプリ大手の「 メルカリ 」などが有名です。 問題 やトラブルばかりが取り沙汰されるものの、スマホ1台あれば、写真を撮って簡単に出品ができることや、逆に購入する際もボタン1つで気軽に行えるということで大人気です。

今では、インターネットで個人売買を行い、それを収入源にしているという人も……。

メルカリなど、インターネットで個人売買を行える「フリマアプリ」は、オークションとは性質が異なります。

たとえば、

・表示価格から値段が上がらない
・閉め切りがなく、落札日時を気にしなくて良い
・他の人と競い合うことなく即決で決まる

などが、メルカリの特徴です。

販売者・購入者双方にとって上記はメリットも大きく、とりわけメルカリだけに限ってみても出品されている品物は毎日数万点~数十万点にも及ぶと言われています。

インターネットを利用しており今後市場規模もますます大きくなっていくのですが、同時に様々な問題も起こっていることを忘れてはいけません。

 

とりわけ問題になっているのが、販売者による出品物のモラルについてです。

 

2019年2月、「使用済み下着」がメルカリで出品されることが禁止になりました。

またその1年前の夏には、「甲子園の土」がメルカリで出品されていることが、非常に話題になりました。

とりわけ甲子園の土に関して言えば、試合に負けた高校球児たちがグラウンドの土を集め、袋やびんに詰めて記念に持ち帰る姿は毎年よく見ると思います。けれどもそれはあくまで「思い出」。

購入となると、話は別です。

確かにボトルやびんの表面には、「甲子園」との書き込みや印字が見受けられますし、出品者からのコメントにも、

「2003年に出場した時の本物です」
「先輩から頂きました」

など書かれていますが、

正直そんなの、なんとでも言えます。

これを読むみなさんは、引っかからないとは思うのですが……。

少なくとも、このニュースに便乗して販売開始された土は、99.9%ニセモノです。

仮に万一私が「本物の」甲子園の土を熱狂的なファンの方に販売するのであれば(そもそもそんなことしようとは思いませんが)、今の時期は確実に避けるでしょう。

とりわけメルカリに出品しようものなら、確実にニセモノだと疑われて晒し上げにあうだけですしね。

 

インターネットで個人売買を行う際には、ある一定の自己責任を伴います。

おそらく規定に違反していないため、土の出品が今後禁止されることもないでしょうし、本物かニセモノかの確認を運営が逐一行うとは思えません。

いわゆる「ECサイト」から商品を購入する(=ネット通販)よりもニッチな商品を購入することが出来る分、購入の際にはECサイトよりもより注意を払うことが必要となります。

 

そこで今回は、インターネットで個人売買する際の注意点を確認するために、

これまで「メルカリ」で起こった問題の振り返り
インターネットで個人売買を行う際に起こっているトラブル事例

についてまとめたいと思います。

 

以前に書きました

ECサイト(通販サイト)を利用する際の注意点

についてもあわせてお読みください。

 

 

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「 メルカリ 問題 」、騒動は現金から!

メルカリの商品ラインナップを実際に見てみると、洋服や便利グッズ、雑誌のおまけやゴミ(?)としか思えないものなど、正直なんでもありです。

とりあえず出しとけ!

という感じがひしひしと伝わってきます。

ですがこれでも、かなり秩序は整った方。インターネットで個人売買されることが賛否含め注目されるキッカケとなった、メルカリ騒動を振り返ってみましょう。


<事件1:「現金」出品>

2017年の4月、インターネットで個人売買を行うことが各種メディアで注目されるキッカケとなった事例が、SNSにて話題となりました。

1万円札4枚、合計4万7300円

こんな風に、現行かつ本物の1万円札が額面以上の金額で販売されているケースが多数見つかり、マスコミを巻き込む大騒動に発展しました。

落札金額をクレジットカードで決済すれば、カードの枠を現金化することが事実上可能となってしまうという恐れがありました。また、現金を購入することが出来れば、それはマネーロンダリングにもつながりうるため危険です。

マネーロンダリング:犯罪によって得られた資金などに対して、資金の出所をわからなくするために複数の金融機関口座を介して送金を繰り返したりすることで、あたかも正当な手段で得た資金と見せかけ(=ロンダリング/洗浄)、一般市場で使っても身元がばれないようにする行為。

この事実が明るみに出ると、メルカリはただちに現行紙幣の出品を禁止しました。

ところが今度は、別の抜け道が模索されるようになります。


<事件2:「チャージ済ICカード」出品>

SuicaなどのICカードに現金をチャージし、それが額面以上の価格で多数出品されるようになります。

もちろんその後、チャージ済みSuicaの出品も禁止されますが…。


<事件3:「特殊景品」出品>

代替品がすぐに現れます。

「特殊景品」とは、パチンコ店などのそばにある景品交換所で現金に交換できるものです。

もちろん、指定場所に行けば現金に出来るため、実質現金の出品と変わりません。

現在ではもちろん削除対象にされています。


同じ頃に話題となったのが、

<事件4:「領収書(無記名)」出品>

領収書をどうして買うの?

と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが個人事業主を中心に、領収書を重宝する人は一定数存在します。なぜなら、

領収書があれば経費としてお金を「使った」ことにして、税金を減らせる

と考える方がいるからです。

もちろん法律(所得税法)に違反する行為なので、絶対にやってはいけません。

出品してもすぐに削除されます。

 

これらのメルカリの悪用に関連して、2017年11月には逮捕者も出ました

上記の、「メルカリ」への現金出品に関する出資法違反(超高金利、脱法行為)容疑が適用された事件として有名です。


 

このように、インターネットで個人売買することが犯罪につながるおそれがあるという悪い意味でメルカリは一時期大注目を集めてしまったのですが、そのことを逆に「話題作りの場」だと捉える人も多くいます。

今でも一部の方が

メルカリにこんなのが売られてるww

という報告をSNS上で行うなど、笑いのネタ扱いしている例も多いです。

ただし、その中には明らかに詐欺を行おうとしているケースも多数見受けられます。

 

ここからは、実際に出品された

騙された方は笑えない、異質のメルカリ出品物

を見ていきます。

 

 

詐欺? 愉快犯? トレンド便乗出品物

先ほどの現金出品が禁止されたというニュース。

その話題に乗っかり、このようなものが出品されました。


<事件5:「魚のオブジェ」出品>

ずばり、1万円札を魚の形に折って5万9000円で販売するというものでした。

タイトルでごまかしてはいるのでしょうが、言わずもがな現金出品です。

 

似た事例として、

<事件6:「福沢諭吉のポートレートカード」付き>

と記載することで、福沢諭吉の書籍に「ポートレート」という名の「1万円札」をおまけにつけて1万5000円で販売するという事例がありました。

「茶色がかっていますが、仕様です」
「カードは1万円程度で手に入れたものなのでかなり貴重かと思います」

などの補足表記もあり、ここまで来るとネタのつもりで出品していると見られます。


続いて話題になったのが、こちら。

<事件7:キャッシュバック>

買い物代金の一部が返ってくるのが「キャッシュバック」ですが、初めからこのキャッシュバックを目的にした出品が多くありました。

「福を招く絵馬」販売価格13万円(10万円キャッシュバックキャンペーン)

がその典型例です。

「10万円を現金書留か指定口座に送金する」らしく、明らかにこちらをメインに想定されたものです。

13万円を払ってくれたら現金10万円送ります

と全く同じであり、絵馬はあくまで目線逸らしにすぎません。

 

同内容のものとして

ニュートリノ(あんしん保証付き)

という出品もありました。

ニュートリノは中性微粒子のことです。詳しい説明はこちらをご確認ください。

質量を持つことが発見され、ノーベル賞を取った経歴も日本にはあります。

そして、そのニュートリノを完全に悪用したのがこの出品物です。

自称「ニュートリノが溶け込んでいる水」を13,500円で販売し、問題があったら1万円を返金するという流れを取っており、実質最初から1万円の返金が前提となっている出品物であると言えます。

 

これらも、インターネットで個人売買するという隠れ蓑にまぎれた間接的な現金受け渡しであり、単なる愉快犯で片づけるわけにはいきません。


<事件8:「箱」出品>

もちろん、いくら「インターネットで個人売買すると、どこに需要があるかわからない」と言われるとは言っても、それがただの箱で、しかも高価だとわかったなら誰も買いません。

ところが、メルカリでは時に、そんな普通の箱を「買わされてしまう」人がいます。

中身が入っていると見せかけるのです。
要するに、詐欺まがいの出品です。

たとえば被害がニュース上で多数取り上げられた際には、「Nintendo Switch」など話題で品薄の商品や、「iPad Air 2」など本来高値で取引される人気商品が例にあがっていました。

これら製品の「本体を売る」と見せかけて、実は「箱だけを売る」というのが手口です。

現在では取り締まり強化がなされているそうですが、可能性はゼロではありません。

インターネットで個人売買する際(特に買う場合)は、隅々まで表記を読むことを強くお勧めします。

 

・白い背景に白文字でこっそり文字を記載しておく
・改行を重ねた先にこっそり追記しておく

というのがよくある詐欺手口です。

↓下記の2行をコピー&ペーストしてみてください

Nintendo Switch (箱だけ)
限定発売!

こんな感じです。


<事件9:「妊娠米」出品>

「妊娠米」とは、「妊娠菌がついている」「出品者が主張している」お米です。

ジンクスの一種として「妊娠は移る」ということが言われることはありますが、医学的・科学的根拠の全くない迷信です。

特定の方の感情につけこむ販売行為は悪質であり、許されることではありません。

不謹慎この上ない事例だと言わざるを得ません。


<事件10:便乗高値転売>

本来、個人売買は個々の需要と供給の上で成り立つものなので、公序良俗に反しない限りは基本的に外部がとやかく口出しするべきものではありません。

また、明確な違法性があるわけでもないとは思うのですが、あくまで「話題になった」という意味合いで取り上げさせていただきます。

 

話題になったり販売中止が発表されたりなどして、市場で品薄となった商品が高値で転売されることも多いです。

「ピザポテト」の休売発表(※現在は販売が再開されています)がなされたら、1袋1000円~1万円台で出品され、

スナック菓子「カール」の東日本での販売終了が発表されると、同じく東日本のカールファンを狙って「ピザポテト」同様の高値で出品される。

2018年3月には不適切表現問題を受けて「コロコロコミック3月号」が販売中止になるやいなや、書籍そのものや応募者全員サービスが高値で取引される事態となりました。

 

これら元値があるものが転売されるだけではありません。

フィギュアスケート羽生結弦選手が平昌五輪で2連覇した際の号外は、無料にもかかわらず数千円で出品されました。

2018年5月にお亡くなりになった西城秀樹さんの葬儀で配布されたポストカードが多数出品された際には、モラルを問う声も多数あがりました。

 

そして今回騒動となったのが、「甲子園の土」。

今後も似たような騒動は、ますます起こるものだと予想されます。

 

 

「知識」の悪用は許されない

懐かしいなー/そんなのあったなー

これが、多くの方が今抱いていらっしゃる感想だと思います。

それだけで、私がこの記事を書いた意味はあったと思っています。

「不法行為の可能性」を思い出していただけたわけですから。

 

これらの騒動を受け、もちろんメルカリをはじめ運営サイドも、悪用対策に乗り出しているとは思います。たとえば出品者の本人確認は以前よりも強化され、住所・氏名・生年月日の登録も必須となりました。

過去の違反行為から分析して、AIを使った不正検知などの取り組みも始まっているそうです。

ただし言えることは、どれほど強化しても、

不正出品者は、今後もいなくならない

ということです。

なにかルールが出来たら、それを悪用しようとする人は必ず存在します。

たとえば現金の売買についても、本来は記念硬貨、希少価値の高い硬貨、古い紙幣の取引は可能でした。その中で、2千円札や穴の位置がずれた5円玉など、「現行の硬貨・紙幣でも希少価値の高いものを出品したい」というユーザーからの要望があったために、現行紙幣の出品が可能になった、という経緯があるそうです。

その結果、マネーロンダリングと思しき出品につながってしまいました。

 

メルカリ利用者の中には、

メルカリに出品されてるってことは審査に通ったってことだよね? だったら安心!

と安易にとらえてしまっている人も残念ながらいらっしゃると思います。

ですが、基本的に個人売買は本人同士での決めごとが尊重されますし、抜け道をその都度埋めていくという意味で、運営側の処置は後手に回らざるを得ません。

 

もし詐欺にあったとしても、運営が何とかしてくれるでしょ!

と考えている方がいれば、その考え方は改めるべきです。

もちろんトラブルの際には事務局が仲介に入ってくださるでしょうが、そもそもそんなトラブルが起きない方が良いに決まっています。

 

・あらかじめトラブル事例を「知識」として持っておく
・怪しいと少しでも感じたものは避ける
・それでもトラブルが起こってしまった際には、個人間で処理するのではなく運営に判断をゆだねる

この手順が鉄則です。

 

インターネットで個人売買 することは様々な便利な面もありますが、ある意味もっとも危険と隣あわせであるという自覚は必ず持つようにしましょう。

 

次回は逆に、

出品者側が気を付けるべきトラブル

についてまとめてお知らせしていきます。



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