ハラスメント の新たな「 問題 」、シーズンハラスメントに注意!

ハラスメント 多すぎ 問題 について考えよう

ハラスメント の 問題 、こんな新ジャンルも!

シーズン ハラスメント (季節ハラスメント) 問題 についてどれくらい知っていますでしょうか?

これは、

『夏らしい』ことをしなくちゃ!」
『夏だから』こういう話をしておけばいいだろ」

みたいな感じで、

特定の「季節」を理由に、偏見から精神的苦痛を抱くような行為を強要されたり、発言されたりすること

を指します。

たとえば夏休み明けに会社や学校で、

相手
夏休み、なにしてたの?
自分
いや、特になにも…。家にいましたし
相手
ええっ!? 夏なのにありえない! せっかくの夏なのに?

って、夏に脳みそをやられた系リア充から自宅での快適ライフを罵られたり、

 

あるいはテレビなんかを見ていて、

夏だから、この話を聞いて感動しよう!

みたいな具合に、その季節とは本質的に全く無縁の感情を抱くよう誘導されたり。

そのことについて僕たちが不快な思いをしたならば、それは確実に「シーズンハラスメント」、略して「シズハラ」を受けたことになります。

 

 

……そしてこの言葉、あなたはおそらく知らないと思います。

なぜなら今さっき僕が作った言葉だからです。

「セクハラ」とか「パワハラ」とか「モラハラ」とかいろんな「ハラスメント」が流行しているから、便乗した感じですね。

もし「便乗ハラスメント」(略して「ビジョハラ」)を感じた方は申し訳ありません。

 

でもこの「シーズンハラスメント」、感じたことないですか?

今回はこの「シズハラ」の説明と、それを通して、

夏だからってなんでも美談にするな!

という話をしたいと思います。

 

 

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あなたのそれ、「シズハラ」ですよ!

シーズンハラスメント、略して「シズハラ」は他のハラスメント同様、こちらに精神的苦痛を与えてくる相手の言動のことです。

他のハラスメント同様、おそらく発言している相手は悪気を感じていません。

そして、この「シズハラ」の最大の特徴は、

季節に応じた「この時期だから当然だよね?」みたいな偏見をふりかざしてくる

ことにあります。

 

たとえば、夏に限らず春でも秋でも冬でも「シズハラ」は見られます。

相手
春は出会いの季節なのに、お前っていつもひとりだよな
自分
…そうっすね…。(お前は去年の「冬」にも出会いを求めてただろ)

相手
夏と言えば青春! 海に行かないやつは人じゃない!
自分
…そうっすね。(「春」って自分で言ってるだろバカタレ。漢字をよく見直して、己の語彙力のなさを恥じろ)

相手
食欲の秋だからメシもっと食えよ! ほら!
自分
…そうっすね。(「夏」にも、夏バテ予防とか言って無理やり食わそうとしてきたじゃんか)

相手
あー、冬はひと肌恋しい季節だな。お前彼女とかいないの?
自分
…そうっすね。(お前「年中」ひと肌恋しいって言ってるな。そのお得意の「海行こうぜ」的なノリで、スノボにでも行ってそのまま帰ってくるな)

 

などという風に、僕らは季節を盾につらい思いを常々させられています。

しかもその実、嫌なことを言われる理由は季節と全く関係ないことが大半です。

 

みなさんはきっと「リア充」でしょうから、もしかしたら共感してもらえないし自覚もないかもしれません。

ですが、

シーズンハラスメントを仕掛けてくるのは、たいていがリア充です。

夏は海、冬は雪、春と秋は家でパーティー。どっしり腰を据えて取り組むことが「異性を口説く」ぐらいしかない、根なし草系ふわふわリア充です。

 

そしてこれが見られるのは、上記のような日常生活の中だけではありません。

メディアや大手企業のキャンペーンにも、この「シズハラ」を助長するような表現は散見されます。

他の季節は今後記事にするかもしれませんが、ひとまず今は、夏の感情押しつけキャンペーンについてまとめたものをご紹介します。

 

夏に「感動」しない奴は火あぶりにされるの?

夏なのに感動してないやつは魔女狩りにあう

「夏なのに感動してないやつはいねーかぁ?」ってなまはげに襲われる

そんな可能性を感じざるを得ないほど、夏はとにかく「感動」を求められる季節な気がしています。

夏だから感動しなきゃいけないなんてルールはありません。

それを求めてくるのは、「シーズンハラスメント」です。

 

イベントが多いからある程度は仕方ないのかもしれませんが、それにしても意図的に

夏だからみんな感動したいんでしょ?

って偏見をあけすけに押し付けてくるものも多数あるので、以下に例をいくつかご紹介します。


①高校野球

僕自身、高校野球は大好きです。自分にできないことをできる同世代を「格好いい……!」と思うからです。

試合の展開や熱い思いに対して感動を覚えてしまうことはままあれど、それは春のセンバツ高校野球にも感じるので、夏に限った感動ではありません。

ですが、メディアの方はというと、夏に起こった問題をうやむやにするために、意図的に「感動美談」を作り出そうとする節があります。

典型なのが、熱中症についてです。

灼熱の甲子園の中、熱中症で倒れた球児を他校の生徒が助けた

というニュースがありました。

助け合い…感動…! やっぱり夏はイイね!

って感想で終わらせて大丈夫ですか!?

 

そんな炎天下で高校生が普通に試合してて良いの?

そして本来救護に駆けつけるべき大会運営スタッフはどうしたの?

などなど、問題提起はすっ飛ばして、語られるものはひたすらに美談

これまでにも、球をひとりで投げ続ける高校生エースを心配する声があがったり、マネージャーとしておにぎりを2万個握り続けた女の子の話があったりしましたが、

こういう闇の部分は、夏にはたいてい美談になります。

夏が先か美談が先か、みたいなところはありますが、夏だからってなんでも青春っぽい印象、感動っぽい印象にすりかえるのは、正直かなりやばいと思います。

・感動にかき消されて、思ったことが言えない。
・「夏だからまぁしゃあないだろ。感動的だしなんかどうでもいいじゃん」ってあしらわれる。

これらは立派な「シズハラ」です。

少なくとも高校野球に関係する学生は、少なからずシーズンハラスメントを受けていることでしょう。


②夏休みの旅行案内

夏休みの旅行を計画される際、ネットで検索することも多いでしょう。

その際、夏休みの旅行ツアーの見出しにはだいたい、

夏休みに感動体験!

という言葉が躍っています。

例を挙げますと、

信州の山で感動体験
黒部ダムで感動体験
北海道の絶景に感動

日本一周したら涙で干からびますやん

と思ってしまうほど、各地の感動を夏には押し出してきます。

対して他の季節にはと言うと、

まったり旅/最高のムード旅

など、場の雰囲気を押し出す表現が多いように思えます。

 

リア充
夏だし、旅行先でも広大な海や大自然を見て感動しようぜ!

意気込んで向かうのは良いですが、どうせ現地では泥酔してるだけだから、その感動は覚えてませんよ?

 

夏の旅行の注意点は以前のブログにも上がっていますのであわせてお読みください。

 

・夏は「感動」するために旅行に行かなくっちゃ!
・夏なのに、そんな場所に行くの?

こんなことを言われたら、それは間違いなく「シズハラ」です。

夏は自ら感動を求めに行かないといけないって風潮は、「シーズンハラスメント」ではないでしょうか?


③24時間テレビ

これはしばしば話題にもなっているので、言わずもがなかもしれません。

今や夏の風物詩となっているでしょうし、僕が「夏=感動」と言えば、みなさんが高校野球と並んでまず思い浮かぶ内容だと思います。

「感動の押し売り」「感動ポルノ」

なんてネット上で揶揄されていますが、僕は内容自体にとやかく言うつもりはありません。笑える面白いものから興味深いものまで含まれていて、24時間すべてではないですが見ることも多いです。

じゃあ何が言いたいかというと、

いっそ月1くらいでやればいいじゃん

ということです。

wikipediaに24時間テレビ誕生のいきさつが載っていましたので掲載させていただきますと、

1978年、「愛は地球を救う」をキャッチフレーズとして、日本各地でチャリティーキャンペーン活動を行う番組として誕生した。年末年始や緊急時などを除いて、通常の放送を休止し特別番組を終夜放送することは当時としては画期的な企画であり、福祉をテーマにしたことから実現可能であった。
当時、終夜放送は緊急時…ならびに近代オリンピック…を除いて行われていなかった。
(wikipedia「24時間テレビ 『愛は地球を救う』」の項目より一部抜粋)

とありました。

放送開始当初は技術的な問題などもあり、おそらく24時間テレビ放送を続けるということがかなり困難だったのでしょう。だからこそ価値があったのだと思います。

でもそういう意味だと今は、「24時間テレビ」が普通じゃないですか?

それが今でも年に一度夏にだけ行われて、しかも感動的な流れを作りだしちゃうもんですから、

季節は夏だ!
→夏と言えば「24時間テレビ」だ!
→「24時間テレビ」と言えば「感動」だ!

⇒夏と言えば感動だ!

みたいな三段論法の末、

今みたいに

夏は感動や美談の季節だよね?

っていうシーズンハラスメントが生まれているのだと僕は思います。

 

本気のチャリティーが目的なら、毎月やった方が絶対よくないですか?

そうすれば特定の時期にだけ叩かれることだってなくなりますし、チャリティー金額も増えます。

感動路線と特定の季節が結びつくようなこともなくなります。

夏の時期にだけ、しかも年に一度だけやるから問題なのです。

マラソンだって夏場を避けて涼しい季節にすれば、危険も防げるし批判もなくなる。恒例行事という体裁も保てます。

良いことずくめだと思うんですけどね…。


 

夏は感動を求められる季節だ。

おわかりいただけましたでしょうか?

 

まとめ:季節と生き方は無関係!

ここまで書いてきましたが、僕は「感動するのが悪いことだ」と言いたいわけではありません。

むしろ感受性が豊かなのは素敵なことだと思います。

ですが同時に、

「感情や行動というのは、誰かに強要されるものではない」

とも思っています。

「性」に関して不快な思いをさせられる「セクハラ」
「力」で嫌な気持ちにさせられる「パワハラ」
「モラル」のない言動で傷つけられる「モラハラ」

そして、「シーズン」を理由に偏見で型にはめ込まれてしまう「シズハラ」

 

途中で述べたリア充うんぬんの話は半分冗談ですが、あなたもよければちょびっとだけ、シーズンハラスメントに該当していないか、人への接し方を気にかけてみてください。

そんな言葉はなくたって、嫌がっている人や気持ちは実在するかもしれませんので。



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