楽しい旅行が地獄に!?夏の「悪い食べ合わせ」まとめ

悪い食べ合わせ

を普段意識したことはありますでしょうか。

鰻と梅干しは一緒に食べてはいけない

ということを聞いたことがある人は多いと思います。2018年は「夏の土用の丑の日」が2回あるため(7月20日と8月1日)、鰻を見る機会は多かったかもしれません。

『うなぎ絶滅キャンペーン』なるツイッターアカウントも話題となりました。ほぼ確実に皮肉でしょうね。

絶滅の話題も気になりますが、今回は食べ合わせの話。鰻と梅干しを一緒に食べてはいけない、これは事実と異なるそうです。鰻の脂っこさと梅干しの強い酸味が刺激し合って、消化不良を起こすとされていたものの、実際はむしろ酸味が脂の消化を助けるため相性の良い食材であることがわかっています。

このように、一緒に食べるときに食材の取り合わせが悪いとされる言い伝えのことを『合食禁(がっしょくきん)』または『食合禁(しょくごうきん)』と呼びます。いわゆる食べ合わせのことです。

 

実はこの悪い食べ合わせ、うなぎに限らず夏の食べ物が絡んでくるものが非常に多いです。

暑い日につい行ってしまう食生活があれば気をつけていただきたい。ということで、今回は具体的にどのような「食べ合わせの悪い」ものがあるのか、その例を見ていきたいと思います。

 

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胃痛や吐き気、下痢も…。消化不良を起こす組み合わせ

冷たいものを食べすぎるとすぐにお腹が痛くなる…

という方は多いと思います。

でも実はそれ、知らないうちに食べ合わせの悪い組み合わせ(=合食禁)を犯しているからかもしれません。どんなものがダメなのか見てみましょう。

 


1:スイカと天ぷら

油分の多い天ぷらと水分の多いすいかと一緒に食べると、すいかの水分により胃液が薄まって消化不良を起こすことがあります。合食禁はこのように、「消化」にまつわるタブーが多いです。

天ぷらの他にも、一般的に油分の多い食べ物はスイカと一緒に食べるのは危険です。最初に挙げた「鰻」もこれにあてはまります。

梅干しとの食べ合わせを気にするくらいでしたら、それよりもスイカとの相性が悪いということを覚えておいてください。

 

2:ヤギと氷水

沖縄県でヤギ汁などとして食べられるヤギですが、たとえば旅行中にヤギがあなたの口に合わなかったからといって、冷たい水で流し込むのは危険です。

ヤギの脂肪が胃の中で冷やされ、凝固して気分が悪くなります。

「水と油は相性が悪い」

このような例は他にいくつもあって、

・天ぷらとかき氷
・天ぷらとアイスクリーム
・天ぷらと氷水

などが知られていますが、これらばかりを紹介するとまるで私が

天ぷら絶滅キャンペーン

をしているように思われるほど天ぷらのネガティブキャンペーンとなりかねないので、今回は見出しにヤギを選びました。

 

3:カニと柿

さるかに合戦でおなじみの組み合わせですが、どちらも食べた際に体を冷やす(=体温を下げる)効果があると確認されています。

韓国と北朝鮮がまだひとつの国だった頃、「李氏朝鮮」と呼ばれる国の時代に当時の国王、「景宗」という人が実際にこの食べ合わせの結果亡くなったとされています。

死人が出てます。気をつけてください。

※おそらくこれは言い伝えで、実際は十中八九暗殺だと思いますが…

 

4:蕎麦とタニシ

タニシって食べれるの…!?

と思われる方も多いかも知れませんが、タニシは貴重なタンパク源として炒め物や煮物として食べられることもかつて多くありました。

※実際食べる際は、タニシには寄生虫が多いので下処理を入念に行う必要があります。食べ合わせ以前の話ですね。

ズルズルすすって食べる蕎麦はほとんど噛まない上に、硬くて消化に悪いタニシを組み合わせることで、さらに消化を悪くするとされています。

「タニシそば」って言われたら、町おこし目的のB級グルメ感がものすごく出ますね…。

 

5:ところてんと生卵

こちらも消化の問題からNGです。おそらく同時に食べる機会はないと思いますが。

 


ということで、ここまではせいぜい悪くてもお腹を壊すくらいのものでした。ですが安心はできません。

ここから先は、命に関わるものです。

 

絶対マネするな!命にかかわる食べ合わせ

悪い食べ合わせの中には、現代医学の観点からも非常に危険とされるものもあります。身近に接する機会が多い内容もありますので、身の安全確保のためにも必ず知っておいてください。

 


1:スイカとビール

海水浴に出かけた際にやってしまいそうな食べ合わせです。

両方ともほとんど水分であることや利尿作用もあることから、ビールの摂取が進みすぎ、急性アルコール中毒を引き起こす可能性があります。水分を摂っているつもりでも気づかないうちに脱水症状に陥っていて、水泳前や入浴前では水死の危険性も…。

これを読むみなさんはきっとリア充だと思いますが、もし大学のサークルやゼミのクラスメイトと海に行く際、普段は地味で会話したこともないような知人が急に親しく

スイカ割りしよう!/ビールもっと飲みなよ!

とかすすめてきた場合、

リア充の命を狙いに来ている可能性があります。

リア充の皆さんは気をつけてください。

 

2:タコと蕨(わらび)

わらびの過剰摂取によって、わらび中毒を引き起こす危険性があります。

わらびは適切にアク抜きをせずに食べると中毒を起こします。ビタミンB1を分解する酵素が他の食事のビタミンB1を壊し、体がだるく神経痛のような症状が生じ、カッケになることも…。

わらびにビタミンB1を分解する酵素が含まれる事を利用して、精力を落とし身を慎むために、喪に服する人や謹慎の身にある人、単身赴任者、寺院の僧侶たちはこれを食べると良いとされたこともありました。

リア充の男性の皆さんは、非リアの知人や疑り深い彼女がやたらとわらび料理を勧めてくる場合、気をつけてください。

あなたの精力は、狙われています!

 

3:ドリアンとアルコール飲料

臭いが強烈な果実として知られるドリアンですが、東南アジアではドリアンを食べるときに飲酒すると死に繋がると信じられています。18世紀に書かれた文献にも登場するそうです。

・腹内での異常発酵によってガスが発生するという説
・高カロリーのドリアンとアルコールによって、急激な高血糖となる説

など様々な俗説があるものの、これまでにドリアンと飲酒による因果関係が証明された死亡事故は報告されておらず食べ合わせにより死亡に繋がる要素は発見されていません

ドリアンとアルコールの食べ合わせが悪いという説は迷信とされています。

体内でのガス爆発が生じる可能性については、「メントス+コーラ」ですら意見が分かれているほどです。(『メントスガイザー』と言うらしいですよ)

 

とはいえこれを読むみなさんは、みなが羨むリア充です。もし大学のサークルやゼミのクラスメイトとシンガポールに旅行に行く際、普段は地味で会話したこともないような知人が急に親しく

ドリアン食べてみようよ!/ビールもっと飲みなよ!

とかすすめてきた場合、

まさにリア充を爆発させようとしている可能性があります。

食べ合わせとか関係なく、リア充の皆さんは気をつけてください。

 


どれもこれも、一歩間違えたら楽しい旅行が絶望へと転じてしまう例ばかりですね。

他にも

鮫と梅干/数の子と熊胆/スイカと干鱈/タコとアワビ/カニと椎茸/フグと青菜/鯖と芋がら/海老と茸/タコと浅漬け/鯉と生葱

などが命に関わる食べ合わせという出典もありましたが、根拠に乏しくかつこれらを採用し続けるとスイカとタコばかりが危険食材になってしまうため、今回は割愛しました。

 

まとめ・その他の例

というように、夏の食べ合わせによっては(+食べさせようとしてくる相手によっては)命にかかわる問題になることもあります。ですが多くの食べ合わせは体調に害を及ぼすというよりはむしろ、

高級食材だから食べる量を控えさせよう

という趣旨のものも存在します。昔からの言い伝えなどには、そういうものも多いです。

たとえば

・ふぐとおこわ
・タケノコと黒砂糖

などですね。

夏の食べ物と全く関係ないですし、おそらく一緒に食べようとすることはほぼないと思います。

 

悪い食べ合わせの言い伝えについては、江戸時代初期に貝原益軒が書いた書物『養生訓』にまで歴史がさかのぼります。当時は冷蔵技術が未発達だったこともあり、旬のずれた複数の食材を食べると片方が傷んでいて食中毒になる危険性も高かったため、このような「合食禁」の例が残っていることも多いでしょう。

例:鮎とごぼう

 

冒頭で挙げた鰻と梅干し。今は栄養的にはOKとされていますが、絶滅の危険性がますます進んでいくに連れ、いつか保護目的から

鰻は危険な食べ物!

と呼ばれる時代もくるかもしれません。

 

安全が叫ばれる昨今。食の安全や身の安全だけでなく、他の生物の安全にまで視野を伸ばしていけたらなと思います。



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